ラオスのダム決壊で複数の村が水没している問題で、6600人以上が家を失い、数百名の行方不明者も出ています。
現地は予断を許さない状況です。
そんな中、ダム建設に関わった韓国のSK建設という会社が話題となっています。
何でも、「ダムは決壊ではなく一部が破損しただけ」との主張をしているとか。
今回はSK建設について調べてみました。
【合わせて読みたい】:ラオスのダム決壊の原因や流れた水の量はどのくらい?賠償責任は誰?
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SK建設ってどんな会社?
SK建設は韓国の財閥系の会社で、SKグループの一つの会社です。
SKグループは
1939年、朝鮮総督府時代の京畿道の水原市で日本資本として創業した「鮮満綢緞」と、日本の「京都織物」が合弁で作った「鮮京織物株式会社」に端を発する。
第二次世界大戦後は紡績・繊維業に主力を起きながら、石油精製や重化学工業、建設、ホテルカジノ運営と手広く業務拡大していきました。
1990年代には通信産業に参入しSKテレコムとして韓国最大手の携帯電話業界となり、石油事業とならぶグループの柱となります。
ラオスのダム決壊は韓国のSK建設がヒビを認識?
まずはダム決壊の動画を確認してみましょう。
さらにもう一つ。
凄まじい勢いで大量の水が押し寄せていますね。
一気に50億立法メートルという想像もできない量の水が流れ出たとの報道もありました。
受注の時は「韓国が建設。設計施工はSK建設」と誇らしげに社名まで報道し、事故が起きると「タイ・韓国・ラオスの合弁企業による建設」と表現を変えてくるマスコミの不思議な配慮。もう慣れたけどw pic.twitter.com/Kgw95IdHWv
— 六衛府 (@yukin_done) 2018年7月25日
2012年のニュースではSK建設が発電所の設計・加工を担当とありますが、今回の報道ではタイ・韓国・ラオスの合弁企業による建設となっています。
一番最初のニュースでもSK建設の名前は出ていませんでした。
何か違和感を感じるのは管理人だけではないはず・・・
さらにSK建設は以下のように主張。
・ダムは決壊ではなく、氾濫したと説明
・「ダムは決壊しておらず、一部が壊れただけだ。責任の有無は、原因が究明されてからになる」
気になる投稿も発見。
早々に全員無事だと報道してました。
そもそもSK建設はヒビが入っている事を数日前から把握してたようです。— 月映(つくはえ) (@tukuhae) 2018年7月25日
ダム建設は5ヶ月も短縮した納期で工事を進めていたことが判明しています。
来年稼働予定でしたが、納期を急ぐあまりきちんとした建設ができなかったのでしょうか?
韓国メディアプでも「手抜き工事」があったのでは?と指摘する声もあるようです。
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事故でSK建設の株価が急落!
ダム決壊事故を受けてSK建設の株価が急落しているとのこと。
7月25日時点では2万5650ウォン(約2531円)と、前日比で28%下落。
この決壊事故で7つの村が浸水し、SK建設に多額の賠償金が発生すると懸念されて急落となった模様。
さらにSKグループの株価も5%下がるなど影響が出ています。
決壊したラオス南東部のダムはSK建設が韓国西部発電と共同受注した水力発電プロジェクトで、両社とタイ、ラオス企業が合弁会社「PNPC」を設立。SK建設は26%を出資する筆頭株主。
やはり日本の品質は素晴らしいのですね!
韓国のSK建設が請け負ったラオスのダムが崩壊し多くの犠牲者が出た!韓国企業に発注を出したラオス側の人に「安物買いの銭失い」という諺を教えてあげたかった。写真左は台湾の烏山頭ダム。写真右は北朝鮮の水豊ダムだ。いずれも「戦前」に日本人が造ったダムで今でも現役。これが日本製の品質だ。 pic.twitter.com/wRgLUQARp1
— 日本を守り隊 (@no_payochin) 2018年7月25日
とにかく、被害に合われた方の救済が急がれますね!
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