フリースタイルダンジョンや高校生ラップ選手権といったテレビ番組の影響もあって、ヒップホップムーブメントがかなり盛り上がっていますね。
MCバトルで知名度を上げて、音源で勝負するラッパーも増えてきているのではないでしょうか?
1990年代は東京一極集中だったヒップホップが今では地方から音源を発表して、全国へライブやイベント活動するのが普通になりました。
音源の質やラップスキルが高ければ出身地関係無く、経済レベルが低くても成功できることをリアルに見れるので一つの目標にもなれますよね。
今回は管理人にゆかりがある沖縄のヒップホップについてまとめてみました。
沖縄ヒップホップの特徴とは?
三味線や琉球舞踊等、独自の伝統芸能や音楽を育んできた沖縄。
温暖な気候と陽気な人柄の多い地域で奏でているヒップホップは必ずしも、明るい話題だけではありません。
基地問題・貧困・離婚率の高さ等、リゾート地のイメージと異なる顔を併せ持つ沖縄では、シビアな話題も取り上げられることもあります。
沖縄のラッパーはフローに特徴があり、個人的には音楽が身近にあるためだと感じています。
あまりヒップホップに詳しくない人へ説明するとざっくり分けてラッパーには2つのタイプがあります。
韻を重視する・・・リリック(歌詞)において様々な言葉で押韻をふむこと
フロー・・・トラック(曲)のリズムに合わせてラップすること
もちろん2つを兼ね備えたラッパーも多数いますよ!
管理人注目!3名のOKINAWAラッパー
ここでは管理人オススメの注目ラッパーを紹介!
◆RITTO
自由自在にラップできるラッパーで中毒性が強いです!
特に福岡在住のトラックメーカーOLIVE OIL×RITTOは最高な曲となってしまいます。
【管理人オススメ曲】
◆CHICO CARLITO
フリースタイルダンジョンにもモンスターとして出演していましたね。
Carlito’s Way [ CHICO CARLITO ] |
ラップ歴は長くないものの、独特な声とスキルフルなラップでUMB2015というMCバトル優勝者。
1STアルバムも評価が高く、音源・バトルで活躍しています。
名前の由来は、祖父がプエルトリコ系アメリカ人であだ名が「チコ」だったのと「カリート」は映画「カリートの道」からきているようです。
【管理人オススメ曲】
◆唾 奇
yutubeのあなたへのオススメにあり偶然再生してしまったところ、毎日聞かずにいられないほどになってしまいました。
彼のラップは心地よいのが特徴です。ですが何か心の闇も垣間見えるときがあり、それが魅力の一つにもなっています。
【管理人オススメ曲】
リリックに出てくるウチナー語を解説!!
【Orion’s belt】
ハッサビヨーデージ:はっさびよーは感嘆語で驚いたときや呆れたときなどに使います。でーじは大事やとてもいう意味。 日本語のニュアンスとしては、あらまあ大変といったとこです。
チャーナランヨジュンニ:ちゃーならんとんは「どうにもならない」という意味で、じゅんには「本当に!」と意味合いがあり
どうにもならんよ、ほんとに!といった感じの意味です。
ドゥ:RITTOさんがよくいうドゥとは「自分、自分自身」という意味です。
【道ーTAO】
ナチブサー:泣き虫
シニ:「しに最高な兄弟」とありますが、しには「超、とても」という意味です。
方言はローカルのラッパ-は積極的に使っている印象がありますね。
沖縄ヒップホップが熱い!!注目ラッパー3名!ウチナー語も解説してみました!まとめ
今回は特に好きな3人を紹介しましたが、もっと紹介したいラッパーもたくさんいます。普段ヒップホップは聞かない人にも一度聞いてみてほしいてです。
ヒップホップやパンクロックは厳しい時代に名曲が生まれるとも言われています。2PACやBIGGIEのようなラッパーがたくさん日本からでてくる日も近いのではないでしょうか?
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