お正月と言えば門松。
凛と美しくたたずむ緑の姿を見るだけで、なんだか新たな一年が始まったんだ、と背中をしゃんとさせてくれる飾りの一種ではないでしょうか。
そんな門松をいつまで飾るべきか悩む人も多いはず。
そこで飾る期間は関西と関東によってどうやら違うみたいですので、そちらについて調べてみました!
門松っていつまで飾っていいの?
門松を飾る期間は関西と関東によって違いますが、まず一般的な期間からみていきましょう。
基本的には12月28日~1月7日までの期間飾るとの事。
ちなみにこの期間は「松の内」と呼ばれます。
名前も和を想像させてくれるので、より一層正月感が出ていますね。
関西・関東地方はいつまで飾るの??
では肝心の、2つの地方によって飾る期間が異なるという部分へ移っていきましょう。
関西圏内では、1月15日までが門松を飾る一般的な期間とされています。
昔の正月飾りを撤去する一般的な期間は1月20日でしたが、当時の徳川幕府三代将軍の家光が4月20日に亡くなった為、同日である20日にしてしまうと不吉だと考えられました。
ですので、幕府の中心である関東地方はその20日から少しずらした1月7日に日付が設定されました。
ですがそこからすこし離れた関西地方には、この事情が明確に伝わらず、誤った認識をされたことで、遅れた1月15日に設定されてしまったと言われています。
ちなみに京都は同じ関西でも1月4日までとなっておりますよ。
門松を飾ってはいけない日がある?
昔から竹は神聖なものが宿る依り代とされてきました。
正月前に玄関に門松を飾るのも、神様が迷わないようにする目印の意味合いもあります。
特に12月29日(苦立て)、31日(一夜飾り)と言い縁起が悪いとされています。
一年の始まりは縁起良くいきたいですよね?28日は「8」の数字が末広がりの意味がるので、12月28日に飾るのがオススメですね!
ちなみに処分方法や、飾る場所に関しては地域ごとに特別大きな違いは無いようです。
みなさんほとんどの方が近所の神社のどんどん焼きへ持っていったり、門や玄関に飾ったりする方が多いですよ。
もし引っ越しした時は、飾る期間に注意かもしれませんので、町の方やご近所さんに確認してみると良いかもですね。
門松はいつまで飾るべし?関西と関東によって違う!
門松が飾られる期間は、関西と関東によって違ってくるというのは、知らなかった方も多いのではないでしょうか?
ちなみに関西と関東では、門松の竹の配置も違うようですよ。あなたの地域のもの調べてみてくださいね。
お正月に普段何気なく飾っている門松も、意味が分かればきちんとしようと飾ろうという気持ちになりませんか?
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