西村賢太の死因は心臓発作か「生活習慣病の病気が悪化」芥川賞作家急死

西村賢太の死因

苦役列車で芥川賞受賞した西村賢太さんが1月5日の朝、東京都内の病院で亡くなりました。

西村賢太(にしむらけんた)さんは54歳と年齢的にはまだ若いですが、死因は何だったのでしょうか?西村賢太さんは2022年現在は闘病中だったのかも気になります。

この記事では西村賢太さんの死因や病気について調べてみました。

西村賢太の死因は心臓発作か「生活習慣病の病気が悪化」

西村賢太の死因

西村賢太さんは1月4日の夜にタクシーの中で突然意識を失い、そのまま東京都内の病院へ搬送されましたが、翌日5日の朝に帰らぬ人となりました。西村けんたさんに持病や病気はあったのでしょうか?

調べたところ、これといった病気はありませんでしたが、西村賢太さんはかなりの肥満であることは服を着ていたもわかります。さらに作家という職業柄、長時間座って作業することも多く、運動不足や血の巡りが悪くなったりと健康被害もあったと思われます。

1月4日の夜にタクシー移動中だったので、突発的な病気が考えられます。また突然死の中で一番多い死因が「急逝心臓死」となっています。臓器への血液供給が減少し、酸素や栄養がいきわたらない状態の虚血性心疾患が大半を占めているとのこと。

症状としては以下のようなことが上げられます。

胸痛ないし胸部の苦悶感、肩から上腕にかけての痛み、悪心・嘔吐、場合によっては下顎痛、歯痛。高齢者では腹痛や腹部不快感などもあります。

症状が続くと全身の熱感や発汗が強くなります。これは心臓の動きが悪くなり、それを防ぐために自律神経の交感神経が作動して闘争的な生理状態となるためです。

短時間(多くは1分以内)で急変し死亡する場合 仕事中、歩行中、乗車中、テレビを観ているときなどの安静時、用便中あるいはその直後、就寝中(まれに性行為中)に突然倒れて意識消失(失神)し、反応が無い状態となります。

時として甲高い鼾いびきや悲鳴のようなうめきを2、3回発したり、口から白色、時にはピンク調の泡あわを出すこともあります。

甲高い鼾は、心停止による脳虚血により舌がのどに落ち込むため、終末呼吸が鼾のように聞こえるのです。ちなみに脳出血(脳溢血)では鼾が長く続きます。

口から泡を出すのは急性左心不全による肺水腫のために起こります。

引用元:https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/

この突然死は肥満の体型の方に多く見られ、現時点で報じられている西村賢太さんの死因と一番近いのではないでしょうか。

 

西村賢太さんは生前に石川県七尾市にある西光寺に自分のお墓を建てていますそこには大正時代に活動した作家・藤沢清造さんの墓があり、藤沢さんの墓の隣に自分のお墓を建てていました。藤沢清造さんは西村さんが小説家となるきっかけを与えた人物であり、心酔するほどの存在でした。

まさか、こんなにも早く入るとは思わなかったでしょう・・・

西村賢太の現在はジリ貧生活だった?「小説が売れずに嘆いていた」

西村賢太さんは最近はメディアで見かけなくなりましたが、どのような生活をしていたのでしょうか?2012年からTOKYO MXのラジオ番組「ニッポン・ダンディ」にレギュラー出演していましたが、2013年突然降板します。番組スタッフとMCの進行方法に不満を抱えていたのが降板理由でした。

西村賢太さんは中学卒業後、アルバイトで生計を立てながら小説を書いていました。2007年に「暗渠の宿」で野間文芸新人賞、2011年に「苦役列車」で芥川賞を受け一躍有名に。受賞後のコメントで「これから大人のお店に行こうと思っていた」と破天荒な発言もあってか、人気作家の仲間入りとなりました。

苦役列車も自身の人生をモチーフにした題材で、とのかく主人公のクズっぷりが腹立たしくも何か現在の人たちに共感できるものがありました。西村賢太さんは受賞前の年収は480万円でしたが、受賞後は印税などを含めると5,600万円と10倍以上に跳ね上がります。

最近こそあまり見なくなりましたが、派手な生活をしている印象もないため、ご飯を食べていくには十分な蓄えがあるでしょう。

元カノからも借金をしており、その母親から受賞後に電話がかかってきました。西村賢太さんはてっきり借金の返金催促と思いきや「本当におめでとう」とお祝いのコメントがあったとも語っていました。

西村賢太さんは借金をしていた彼女とはい1年ほど同棲しましたが、結婚には至りませんでした。それからはずっとフリーで結婚したいという願望もないとのこと。

西村さんは25歳の時、アルバイト先で同僚とトラブルとなり仲裁にはいった警察を殴って逮捕されており、29歳の時はお酒に酔って暴行事件を起こし2度逮捕されています。さらに実の父親も女性に酷いことをして逮捕されています。

そんな破天荒な人生を歩みながらも、一流小説家となった西村賢太さん。彼の作品に魅了された人も多く突然の訃報にまだ現実が受け入れらません。

ご冥福をお祈りします。

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