9月6日の木曜日の午前3時頃に北海道で最大震度7を観測する地震が発生。
土砂崩れや地震の影響で多数の方が被災しました。
死者もこれまで40名となっており、地震の驚異を思い知らされています。
特に北海道は「地震があまり起こらなさそう」というイメージがあったので、どこでも起こり得ることなのだと危機意識も高まるきっかけとなりました。
大規模停電から断水と当たり前に供給されていたものが、急に使えなくなって改めてライフラインの大切さが身にしみたのではないでしょうか?
今回の北海道地震がなにやらオーストラリアが関係している?とのウワサがあります。
気になったので調べてみました。
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北海道地震はオーストラリアが関係?バヌアツの法則とは?
バヌアツの法則という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
南太平洋のオーストラリア東のバヌアツで大きな地震が起きると、それに対応するかのように日本でも地震が起きる!というものです。
直近では、2016年4月3日にバヌアツでM6.9の地震が発生。
同14日に、あの熊本大地震M7.3が発生しています。
兵庫県芦屋市にある「松本クリニック」の松本浩彦院長(同志社大学客員教授)はこのよう指摘。
今回は、医学から離れて地震学のお話を少し。8月22日の水曜日、午前7時30分ごろ、南太平洋のオーストラリア東のバヌアツで、M(マグニチュード)6・7の地震がありました。
過去にさかのぼって、なぜかバヌアツでM6以上の地震が起きると、高い頻度で、2週間以内に日本でも、同等もしくはそれ以上の地震が発生しており、“業界”ではまことしやかに「バヌアツの法則」と言われています。太平洋プレートの関係らしく、統計的には、どうやらバヌアツと日本には、6~7割の確率で、地震が連動する関係があるようです。
ちなみに、2016年4月3日にバヌアツでM6・9の地震が発生。同14日に、あの熊本大地震M7・3が発生しています。この記事が紙面に掲載されるころに何も起こらないことを祈るばかりです。でも気をつけるに越したことはないので、どうぞご注意ください。
これは気になりますね。
過去の事例も見ていきましょう。
バヌアツの法則を検証!
まずはバヌアツと日本の位置関係をチェック!
バヌアツから見て日本が時計周りの延長上にありますね。
バヌアツでマグニチュード6.0以上の地震が発生した場合、日本でも同程度規模の地震が数日後~2週間くらいの間に発生すると言われています。
その発生確率は6割~7割なのだとか(・・;)
バヌアツは太平洋プレートとインド・オーストラリアプレートの境目に位置していて、地震が発生しやすい地域です。
過去3年を検証してみましょう。
バヌアツで生じた大規模地震 | 日本で生じた地震 |
2015年1月23日M6.8 | 2月6日徳島県南部 M5.0 |
2015年2月20日M6.4 | 2月26日宮城県沖 M4.9 |
2015年10月20日M7.1 | 10月21日福島県沖 M5.5 |
2016年4月3日M7.2 4月7日M6.9 4月14日M6.0 | 2016年4月14日・16日熊本 M7.3の地震(熊本地震) |
2016年4月29日M7.3 | 無し |
2016年6月19日M6.6 | 無し |
2016年7月21日M6.0 | 7月27日茨城県北部 M5.4 |
2016年8月12日M7.6 | 8月31日熊本県 M5.2 |
2018年6月22日M6.1 | 7月7日千葉県東方沖 M6.0 |
こうやって見ると、必ずしも当てはまらない気もしますね・・・
熊本地震は確かに約10日後に発生していますが、バヌアツの法則に当てはまっているのは熊本地震のみですね。
注意は必要と思われますが、あまり敏感になりすぎずになるのも良くないですね。
ただ、8月22日にバヌアツでM6.7の地震が発生しています。
特に9月中旬までは警戒を怠らないようにしましょう。
南海トラフもいつ起こるかわからないので、防災対策はきちんとしましょう。
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またバヌアツだけでなく、フィジーなどの近くの島で起きた地震も関連がありそうなので、国内だけでなく海外の地震情報も要チェックですね!
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