厚生労働省東京労働局の勝田智明局長の発言がかなり炎上していますね!
財務省の森友問題資料改ざん、防衛省による日報廃棄問題ともはやスキャンダル続きですがまたもや問題発言が出ましたね・・・
今回は渦中の勝田智明さんの経歴や学歴をまとめてみます。
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勝田智明(東京労働局長)の経歴や学歴
勝田智明局長のプロフィールを見てみましょう!
- 名 前:勝田智明(かつだともあき)
- 生 年:1958年
- 出 身:福岡県
- 学 歴:東京大学法学部
勝田智明さんは3歳で東京へ移住しています。
父親は福岡(毛利氏との言い伝えがある)で母親は広島県三次市出身。
労働省には1982年に入省していますね。
勝田智明(東京労働局長)の発言は何がダメなの?
今回の勝田智明局長の「皆さんのところに行って是正勧告してあげてもいいんだけど」は何が問題だったのでょうか?
【社会】厚労省の勝田智明東京労働局長が監督指導権限をチラつかせてマスコミを“恫喝”しました。 https://t.co/wqOgDq3D2n #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年3月31日
簡単に一連の流れをまとめると
- 問題発言をしたのは3月30日の定例記者会見
- 発言の背景には昨年12月に東京労働局が「野村不動産」に対して行った特別指導が不透明な経緯で、野党とマスコミの追及が強まっていた。
- 特別指導は裁量労働制の違法適用をめぐって実施されたが、根拠規定なく行われ、背後には過労死の労災認定があったことが、3月の朝日新聞の報道で報じられる。
- 野村不動産への特別指導は、裁量労働制の拡大をねらっていた安倍政権にとっての不都合な事実であり過労死の労災認定を隠すため、権力を濫用したものであった可能性が高い。
(一部引用:https://news.yahoo.co.jp/)
労働裁量制を推し進める安倍政権にとって、野村不動産が労働裁量制を導入して過労死した社員の存在や、さらに過労死について労災認定されている事実が公になるのが具合が悪いのです。
野村不動産への特別指導は過労死の労災認定を隠すために行った可能性があるとも言われています。
この発言のマズイところは嶋崎量弁護士によると
労働基準監督署は、臨検監督(監督指導)にとどまらず、重大・悪質な事案については、取調べなどの任意捜査はもちろん、捜索・差し押さえ、逮捕などの強制捜査の実施主体になり、犯罪捜査に係わる強力な権限がある。
要するに、労働基準法に関する警察官の役割を担う組織なのだ。
この強力な権限をもつ組織の大幹部が、取り締まられる可能性のある対象(報道機関)に対して、取り締まられたくなかったら黙っていろと、脅しをかけた発言としか捉えられないのが、今回の発言だ。
要は「その気になればいつでも取り締まれるよ」というのをマスコミに脅しをかけたと捉えれていています。
司法、立法、行政の三権分立に加え報道機関は第四の権力として認知されていて、歴史から見ても報道期間の役割は欠かせない存在ですよね。
そこに国の権力・権限をかざし脅しとも捉えかねない発言が問題となっているのです。
「厚生労働省東京労働局の勝田智明局長陳謝」、記者は、それで納得しないでほしい。記者団にだけ陳謝して終わることではない。
口滑った…是正勧告巡る発言、東京労働局長陳謝 : 読売新聞
https://t.co/H1BZtt9FRW— asahi-fujituka (@AsahiCerro) 2018年4月2日
厚生労働省東京労働局の
勝田智明局長、
何を勘違いしたのか、メディアにパワハラ。— ブー太 (@boota08) 2018年3月30日
東京労働局は、労働者を守るというより、意に沿わぬ相手を恫喝する目的で権限を行使するようだ。 → 報道各社に「是正勧告してあげてもいい」 東京労働局長:朝日新聞デジタル https://t.co/pN6pPHMre9
— Yash_san🦈 (@yash_san) 2018年3月30日
勝田智明局長は今回の発言を撤回していますが、相当な処分となりそうですね。
これだけスキャンダル続けだと何を信用していいかわからなくなりますね・・・
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