平野歩夢が聞いていた音楽はTHABLUEHERBの「ブラザー」か│北京五輪2022スノボ男子決勝

日本人初となるスノーボードハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手。

ソチ、平昌五輪大会では2大会連続の銀メダルでしたが念願の金メダルをゲット。

3大会連続でメダルを獲得しただけでもかなり凄いですよね!

平野歩夢選手は櫻井翔さんに「本番前に何の音楽聞いているの？」と聞かれたところ「ブルーハーブ」と回答。

この記事ではTHABLUEHERBのどの曲を聞いていたのか調べてみました。

平野歩夢が聞いていた音楽はTHA BLUE HERBの「ブラザー」か
1. 平野歩夢のイヤホンはビーツバイドクタードレを使用「ヒップホップ好きは有名」

平野歩夢が聞いていた音楽はTHA BLUE HERBの「ブラザー」か

平野歩夢さんの発言で注目が集まっているブルーハーブ。ヒップホップをあまり聞かない人には馴染みがないですが、国内のヒップホップ界においてはかなりの重鎮人物です。

1997年に札幌でラッパーのIllbosstino（イルポスティーノ　画像左）とDJ o.n.o(オーエヌオー画像右)の1MC1DJで結成。ボスの研ぎ澄まされたリリックとONOのドープなビートにすでに国内外で有名となっていたDJ KRUSHがいろんなシーンで彼らの音楽をかけまくり有名となりました。2000年よりライブ時にはDJ DYE 画像奥）がバックDJを担当しています。

特に今のヒップホップシーンは地元を代表（レペゼン）して全国に音源を発信していくというスタイルが定着していますが、このスタイルを確立したのがブルーハーブです。当初から札幌から音源を発信していくことにこだわっていた彼らは今もなお、スタイルを変えずに最前線を走っています。

有名ラッパーのZONEさんは自ら「ブルハーブチルドレン」と公言しており、舐達磨（なめだるま）もアルバムのリリースライブでブルハーブを客演に招いているほど、アーティストにも影響を与えているヒップホップグループです。

平野歩夢選手が聞いていた音楽が気になりますね。ブルーハーブファン歴10年以上の管理人が勝手に予想してみました。特に本番前に平野歩夢の心情と一致するのが、2番目のアルバム「Sell Our Soul」に収録されていたBrotherという曲。

それは稲妻のように突然光るんだ。そこにミラクルが通った後があるぞ。逃がすな。ビジネスはしらふだ。トビは切らすな。夢は悲しますな夢とは暮らすな。無駄口は叩くな時は無駄に使うな。そしてリラックスしたまま風上でダンスさ。ファンクはやった者勝ちだけがもつ美学。100のうちの101番目がワンチャンス。プレッシャーが息詰まる場面。そこで焦ったってカレンダーは後ろに戻らない。あの苦難と屈辱にまみれた日々を思い出せ。次はやってこない。一思いに襲いかかれ。

なかなか、平野歩夢さんの本番前の心情にマッチしていると思いませんか？

ブルーハーブは現在までに5枚のアルバムを出しており、数々の名曲があるので選ぶのが難しかったですが、このブラザーという曲ではないかと思います。

1stアルバムのStillStillingDreamingでは「雨ニモマケズ」という曲は3rdアルバムの「MAINLINE」では「生きてきた証（あかし）探し　踏みとどまる　去る者にはすがらない。止まらない終わらない迷わない　メインライン」というリリックもあり、個人競技という中で戦う平野選手にピッタリです。

彼らの代表曲にブルーハーツの未来は僕等の手の中をカバーした「未来は俺等の手の中」の可能性も。ただブルーハーツのカバーは音源ではなくスピリットをカバーしているので、音源は全く異なります。

平野歩夢のイヤホンはビーツバイドクタードレを使用「ヒップホップ好きは有名」

平野歩夢さんが使用していたイヤホンも気になります。調べたところ、ビーツバイドクタードレであることが判明。

Beats by Dr. Dre（Beats）はDr. DreとJimmy Iovineによって2006年に設立されたオーディオブランドです。高品質なヘッドフォン、イヤフォン、スピーカーを通して、プレミアムな音楽体験の新時代を切り開きます。これからもBeatsはレコーディングスタジオの臨場感とエネルギー、心を揺さぶるサウンドを世界中の音楽ファンにお届けします。

Dr.Dreはコンプトンで結成したN.W.Aの一員で本場アメリカのヒップホップを大きく発展させた人物です。グループ解散後はプロデュース面にも注力しエミネムや50セントといったラッパーも彼が発掘してきました。

平野歩夢選手は岡山県津山市代表のラッパー紅桜（べにざくら）さんともインスタでツーショット写真がありヒップホップ好きということがわかります。